水辺の生きもの講座(天然記念物「ネコギギ」)
|
愛知県にすむ天然記念物「ネコギギ」 碧南海浜水族館長 増田元保 |
|
ネコギギは愛知県・岐阜県・三重県の東海地方だけにすむとても貴重な魚です。1977年に天然記念物に指定され、さらに環境省のレッドリストでも |
|
|
碧南海浜水族館では、1994年からネコギギの飼育と調査をしています。ネコギギがすんでいる川の近くのおじいさんやおばあさん達にネコギギの話を聞くと、「昔はどこにでもいたが昭和40〜50年ぐらいからほとんど見なくなった」といいます。見られなくなった理由をさらに聞いてみると、川岸をコンクリートにしてしまったことや田んぼや畑から農薬が流れ込んだからではないかという答えが返ってきます。 |
|
|
今でもネコギギがすんでいる場所と、すでに見られなくなってしまった場所を比べると、いくつかの |
|
|
|

また、水辺をコンクリートで固めてしまうと岩の
